推しに片思いをしているはなし。
彼を見るたびに、胸がくるしくて、だいすきだなとおもって、つらいけどしあわせだなあと思います。
上京してきておもったことは、なんでもっとはやく上京しなかったんだろう?これにつきます。
1ヶ月くらい前、わたしは働いていた職場を辞めて、実家を出て、東京にやってきました。
理由は、推しにたくさん会うためです。
この点で馬鹿らしいなと思った方もいると思うけれど、わたしはいたって真面目に自分の気持ちと向き合って、上京してきました。
推し…と書くのがあまり好きではないので、Aくん(仮)とします。
Aくんを推しはじめたのは2013年の春。当時の推しの舞台に出ていたのがきっかけです。その時は一目惚れなんて経験したことなかったけど、舞台にいるAくんを見た瞬間、「めっちゃかっこいい無理」とおもいました。気づけばブロマイドめっちゃ買ってた。当時の推しのことなんて頭から抜け落ちて、その日からAくんのファンになりました。
当時はまだ学生で、必死にバイトして月に2回東京に行くのがやっとという感じ。福岡-東京間の夜行バスとか、空港泊して始発の飛行機で帰ってそのまま学校とか何回やったかなって感じです……。
それでもAくんに会うためだったらなんだって我慢できたし、会うたびにだいすきになっていって、本当に毎日が純粋にたのしかった!
ゲームが原作の舞台とかが多くて、ゲームの内容はわからなかったけどとにかくAくんがかっこよくてただそれだけでうれしかった。
Aくんが好きな俳優さんと舞台で共演したときはわたしも本当に飛び上がるくらいうれしかった!
ひとりの俳優さんとしてとても好きで、応援していてたのしくて、不満に思うことなんてなにもなくて。
そんなわたしが変わったのは2015年に決まったとある舞台。人気な漫画が原作で、嬉しさ半分、人気が出そうだなって寂しく思いました。実際、いまはこの舞台からのファンってわりと多いんじゃないかなとおもいます。
原作も知らなかったし、知ろうともしてなかったけど、初日に見たとき全然ついていけなくて、帰りに慌てて漫画を買いました(笑)原作もすごくおもしろかったけど、Aくんが演じてるキャラクターのことしって、あ〜これは人気でるなって、嫌だなっておもいました。
舞台を見るたびにAくんの評判があがっていって、ツイッターとかでもよく名前見かけるようになって、本当にそれが嫌でたまらなかった。
わたしの方が好きだし、わたしのほうが会いにいってるし、わたしのほうが頑張ってると変な意地が出てきました。
わたしはAくんが見れたらそれだけでよかったはずなのに。
その舞台から、めちゃくちゃ情緒不安定になりはじめました。自分が会えない時に他のファンが会えてるのがすごくいやで、現場には行けるだけ行くようにしました。でも、現場に行ったらAくんのファンがもちろんいるし、見かけるのもいやだし、行きたくないっておもいながらもAくんに会いたいって思ってました。ほんとに不安でたまらなくて、Aくんに会えてる時だけがなにも考えずにすみました。
ほんとにこの舞台、はやく終われとおもいながら、毎日過ごしてました。
でも、終わってすぐに続編の知らせが出て、ほんとに地獄だって泣きました…。
その間にあってた仕事も、いままでの応援スタンスじゃ自分が納得できなくて。
前の舞台でついたファンもいるし、なんかもえほんとに、わたし以外のファンがいることが嫌で嫌でたまらなかった。
あと流れでいっちゃうけど、この記事を読んでる人がいるかはわからないけれど、BLの二次創作やってる人、そう言うアカウントでAくんの名前だしてそういうので騒ぐのほんとやめてほしいです。
舞台は人気でて続いていくし、仕事もどんどん決まるし、挙げ句の果てにはいちばん出てほしくなかった舞台2つにもでるし、なんかもう本当にいやで、嫌だと思ってる自分がなによりいやで、こんなファンで申し訳ないって、ずっとおもってます。
でも、Aくんのことがほんとうに大好きで、わたしの生きがいなんです。
こんなこと思ってるの、自分でもなんだかなあと思うけれど、正直に書きます。
Aくんのことは俳優としてではなく、ひとりの男の人として恋愛感情としてすきです。
リアコなんてネタにはできないし、Aくんのファンの中でいちばん可愛くなりたいし、近づきたいし、彼女になりたいです。
だってAくんほんとうにかっこいいし優しいしかっこいいしかっこいいんだよ〜〜〜( ; ; )という嘆きをここに残しておきます。
彼女になれたらどれだけしあわせだろうな。Aくんの彼女になれるのはどんな人なんだろうか。
思ったらダメだっておもってるし、Aくんに会うたびに、こんなわたしが好きになっていい人じゃないっておもうし、でもだいすきで仕方ないっておもう。
だから、そんなAくんに少しでも会いたくて、きちんと自分で自分の心に蹴りをつけようとおもって、上京してきました。
いちばんのきっかけは、認知されていたから。ここからが勝負だろうとおもって……。(なんの勝負なのだろう)
これをバーっと書いてる時は、ほんとにしんどいなあとおもってたんですけど、ちょっと間を置いて読み返してみて、いろいろ自分の日記とかをみてみると、しんどいことよりも、やっぱりAくんのことを好きになれてよかったなとおもうことのほうが多いなとおもいました。
Aくんのことを応援できて、好きになれて、わたしは本当にしあわせものだなあ。
Aくんは、ふとしたときにわたしのことを思い出してくれるときがあるのだろうか。名前と顔を覚えていてくれてることがうそみたいだけど、そのことを知った時は生きてきてよかったとおもいました。
わたしは当たり前のように同厨拒否だけど、他のファン攻撃しようとか思ってないので、そこらへんだけはわかってほしいです…。
そして先日、上京してきて初めての舞台がありました。心にゆとりが少しうまれるかなとおもったけど、全然うまれなかった(笑)
今やってる舞台、ずっとずっと嫌だとおもってきた舞台で、これで最後にしてほしいとおもってたんですけど。
初日を見て、はじめて、この舞台をみれてよかったなとおもいました。この舞台にたってるAくんをみれて、ほんとうによかった。
わたしもそう思うことができて、よかった。
まだまだこれからもAくんに片思いしてるから、片思いがおわったら、実家に帰ろうと漠然とおもいます。いつになるかわからないけど。
(とりあえずのケジメとして、気持ちの整理として、どこかに書いておきたくて、あとはだれかにしってほしかったんだとおもう。同じような感じの人いたら、お互い好きなきもちは大切にしていきましょうね)